長崎市こども発達センター診療所

整形外科・小児科などの各専門医が発達に問題をかかえるお子さんに対して、診断・治療を行います。また、各専門職が発達段階の確認(評価)を行い、それに基づき適切な指導・療育を行います。

センター診療所では以下のようなご相談をお受けしています。

発育・成長に関するご相談
  • 早く産まれたり、小さく産まれ、今後の発育に不安がある。
  • なかなか座らない、這わない、歩くことができない。
  • 目線が合いにくい。
  • ことばが遅い、はっきりしない。
  • 吃音が目立つ。
  • 身体の動きや手先がぎこちない。
園や学校生活に関するご相談
  • 強いこだわりがある。
  • 落ち着きがない、周りのいろいろなことが気になっている様子。
  • 集中が続かず、じっと座って活動することが苦手。
  • 人前だと話ができない。
  • お友達とのトラブルが多い。
  • 情緒が不安定
  • 読み書きや計算が苦手
  • 学業に大きなばらつきがある。
  • 園や学校に行くことに強い不安を感じている。の動きや手先がぎこちない。
こどもの障害や病気に関するご相談
  • 小児整形に関して、情報や補装具についてのご相談
  • 発達障害についての情報や関わり方など支援の相談、助言(例:自閉症、アスペルガー障害、広汎性発達障害、ADHD、学習障害、精神運動発達遅滞など)
  • その他、こどもの障がいや病気に関して、気になる事があればご相談ください。(例:脳性麻痺、ダウン症、二分脊椎など)

診療についてのご案内

センター診療所は完全予約制となっております。受診を希望される方は当センターまでご連絡ください。

診察日

月曜日~金曜日(祝日及び年末年始は除く)

時 間

9:00~17:00

診療科目

整形外科・リハビリ科・補装具外来
小児科・リハビリ科
精神科(月1回)

在籍スタッフ

医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士

リハビリ・療育について

小児の訓練・療育では、医師の指示のもと理学療法・作業療法・言語聴覚療法、臨床心理士による評価・療育を実施し、必要に応じてグループ活動を行っています。また、ご家族や地域への支援活動も実施しています。

理学療法(PT:Physical Therapy)

運動発達に遅れがあったり心配な点があるお子さんに対し、発達の確認や、発達を促す訓練を行うと共に、様々な遊びや生活の体験が出来るよう支援していきます。
また、ご家族をはじめとするお子さんを取り巻く方々へ、関わり方のアドバイスを行います。必要に応じて、ご家庭や学校で使用する椅子や補装具を検討するなど、お子さんを取り巻く環境の面からも支援を行ないます。

このような問題、困り事があるお子さんに対して実施しています

・お座り、立つ、歩くなどの運動発達がおくれている
・体や手足が柔らかい、あるいは硬い
・手足をうまく自分の意思で動かせない
・手足に奇形がある
・早く生まれたため、今後の発達が心配される

内容

・遊びを通して、首のすわり、お座り、立つ、歩くなどの運動の練習をします
・食べる、着替える、トイレ動作などの生活動作を身につけるための練習をします
・体に合った椅子などお子さんの能力を生かし自立を助ける道具の導入を考えて いきます

作業療法(OT:Occpational Therapy)

遊びを中心とした様々な作業活動を通して、それぞれのお子さんに必要な発達上の課題(運動面、学習面、対人面など)を評価したうえで、療育・訓練を実施していきます。また、日常生活でお子さんが安心して、いきいきと生活できるように各々に応じた支援のあり方について保護者の方や園の先生方へ助言等をしています。

このような問題、困り事があるお子さんに対して実施しています

・運動や遊びを上手くすることができない。
・じっとして座って活動することが難しく、集中や注意がそれやすい。
・感覚の偏りが強くあって、日常生活できつく感じることがある。
・集団生活が苦手で、どのように過ごせばよいか困ることが多い。

内容

・身体全体を使い、運動企画を育てる活動(ジャンプ、手押し車、サーキットなど)
・手先を使い、巧緻性を高めていく活動(工作活動、運筆課題など)
・様々な感覚の刺激をとりいれ、統制を図る遊び、運動(トランポリン、ブランコ、スライムつくり、泡あそびなど)
・他者とのやりとりを必要とする活動(おつかい、○○さんごっこなど)
・様々な認知能力(色・形・数など)を必要とする課題

言語聴覚療法(ST:Speech-Language-Hearing Therapy)

言語聴覚療法とは、ことばによる指示がうまく伝わらない・ことばがはっきりしない・ことばのキャッチボールが苦手・吃る・聞き返しが多い、等のお子さんに対して、ことばの発達及びコミュニケーションに関する評価を行い、その結果をもとに支援を行います。また必要に応じて、お子さんや家族をとりまく地域社会や教育機関と連携し、コミュニケーションの面から豊かな生活を送れるよう、助言や支援を行います。

内容

訓練を通して達成する経験・褒められる経験を積み、自信を高め、学習意欲につなげます。
お子さんの発達や興味・関心にあわせて、ことばの指導・訓練、および、ことばに代わる手段の指導・相談・助言を行っています。

臨床心理士による療育

・お子さんの全体的な発達の評価、および知的発達の評価をします。
・おもに遊びを通して全般的な発達を促します。
・家族支援を行います。

内容

・お子さんの発達の状態に合わせた楽しい遊びを通して、基本的な他者への 興味を引き出します。
・1対1でのやり取り遊びを通して、他者と関わる楽しさや他者への適切な 関わりを育てます。
・子育てに関する保護者の相談にのり、一緒に考えていきます。

グループ訓練

数人の小さなグループをつくり、集団の中で社会性や他児とやりとりをする力を育てていく活動を実施します。一人ひとりが自信を積み上げる体験をしながら、それぞれが運動・言語・学習面の向上を目指し、専門スタッフが介入することで対人意識・対人関係能力を高め、集団生活への適応を促します。また、保護者に対して、こども達への関わり方や理解を深めるように助言を行ない、必要に応じて、園や学校での支援ついて先生方と情報交換を行っていきます。

対象

対人関係が上手くとれない、落ち着きがない、学校生活になじみにくい、友達との関係が上手くとれない、学習能力に大きな偏りがあるなどの幼児から就学児(小学生及び中学生)で、医師が療育を必要と認めた幼児あるいは学童児です。

グループの目標と活動内容

目標
  • 対人関係を育てる
  • 感覚運動面を育てる
  • コミュニケーション能力を育てる
  • 成功体験を積み、自信をつける
  • 身体知覚を育てる
  • 基本的生活習慣を育てる
  • ソーシャルスキル(社会生活技能)を身につける
活動内容
  • おあつまり(あいさつ、おとうばん)
  • 感覚運動あそび
  • 手先を使う作業(はさみ、えんぴつ)
  • 製作活動(指示には言葉、指示書を目的に応じて変えていきます)
  • やりとりを必要とする活動(事前にスタッフが実例をモデルとして示します)
  • 身体をダイナミックに動かす運動
  • 相互的なやりとりを行う活動
  • グループディスカッション
  • 自分の気持ちや感情を考える学習活動

巡回相談

長崎市障害福祉センターでは、長崎市の委託を受けて、長崎市内の幼稚園・保育園(所)・こども園を対象に巡回相談を実施しています。お子さんが園生活をより安心してのびのびと過ごせる環境づくりが出来るよう、当センターのスタッフを派遣し、お子さんへの関わり方、周囲の環境調整の仕方、支援の方法について等、相談と助言を行っています。
※なお今年度より、早くご依頼に応じられるように体制を変更致しましたので、ご理解とご協力をお願いします。

対象

当センターに受診したことがなく、保護者の同意を得られたお子さん。
※センターを受診されているお子さんについてのご相談は、相談支援担当者にお尋ね

訪問日

月・水・木・金曜日(祝日・年末年始を除く)

内容

お子さんの観察と先生方とのお話

申し込み方法
  • 訪問をご希望の方は、事前に利用申込書をFAXで送付してください。
    ※電話での申し込みはご遠慮ください。
  • 申し込み後に変更がある場合は、訪問日の1週間前までにご連絡ください。
申込期限

毎年度 4月~翌年 3月
※夏休み前までに巡回をご希望の園は、5月中にご連絡ください。
(6月以降の申込みの場合、9月以降の対応になる場合があります)

当日の流れ

10:00~ 事前の打ち合わせ後、お子さんの観察
11:30頃~12:30 先生方とのお話 
※園の滞在時間はできるだけ12時30分までとなります。
相談内容によっては時間の調整も行いますので、利用申込書にその旨をご記入ください

※幼稚園・保育園(所)・こども園の先生方へ※
※当センターから各園へ利用申込書を送付しております。
用紙がお手元になく巡回相談をご希望の場合は、下記よりダウンロードされて下さい。
※保護者用の案内も下記よりダウンロードが可能です。ご自由にご利用ください。
※ご不明な点等ございましたら、担当までお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

長崎市障害福祉センター
電話:095-842-2525 FAX:095-842-2568